toitatan’s blog

根暗引きこもりアラフォーダイエッターの日常

胃と十二指腸のマルトリンパ腫 闘病記 

ピロリ菌は除菌できたのか…

結論からいうと、私の場合、1回目の除菌では、効果が得られなかった。

これには、私も、ドクターも、予想外だった。

 

落ち込んでいても仕方がないので、

二次除菌の治療に取り組むことに。

 

ドクターが言うには、この二次除菌でうまくいかなかった場合、大きな病院へ紹介という方向になること、手術になるかもしれない、とのことだった。

 

除菌すれば治ると思っていたので、いよいよ深刻になってきた。そして、これは長い闘いになるかもしれない、という現実を突きつけられた。

 

仕事はどうしようか悩んだが、

胃の痛みはなくなり、日常生活には問題はなかったので、残業は無くしてもらい、普通に働きながら、いつ休んでも大丈夫なような体制を整えてもらった。そして、この年度末までやりきったら、退職することを決意し、職場に伝えた。

 

秋が深まる頃のことだった。

 

3月までは、いまの仕事、部署で働かせてもらい、引き継ぎしての退職、ということにし、

それまではなるべく迷惑をかけないように、今の仕事をやり遂げたい、という思いからだった。

 

というのも、

私が病欠をしている間に、どうしても皺寄せがいってしまった同じ部署の人から、仕事復帰して間もなく言われた言葉と態度に傷つき、

当時の私は、申し訳なさと、責任感と、せめて、年度末までは、という意地とプライドと。

 

今なら、たぶん、すぐに病欠を延長して、そのまま退職、療養生活をしたと思うけれど、20代の私は、まだまだ勢いと、無鉄砲さと、プライドを兼ね備えていたので。笑

 

 

 

 

二次除菌の薬を飲んで、効くことを祈りながら、

かかりつけのドクターの紹介で、大きな病院でCTをとった。

朝イチでCTを撮ったあと、仕事に遅れて出勤したが、その日は1日ずっと怠かった。

検査の日は、仕事はダメだな、とやはり思った。

 

CTの結果は、胃癌の疑い、と言われた。

 

かかりつけのドクターは、これは違う、

マルトリンパ腫だから、と言ってくれたが、

やはり、癌の所見あり、と診断されてしまう状況なのか、と不安にかられた。

 

二次除菌で効かなかったら、手術か。。と思うと、どうにか効いて欲しいという想いと、

効かなかったらどうしよう…という想いと

20代後半で突きつけられた現実に、動揺せずにはいられなかった。

 

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病気になって、【健康】と【日常】がいかに大切で、ありがたいことなのかに気づく。