妊娠37週になり、いつ生まれてもおかしくない、という状況になった。
健診では、赤ちゃんの頭と身体が大きめなので、次の健診で、レントゲンを撮り、普通分娩が可能かどうかみましょう、とのことだった。
健診が終わった日の夜、
グゥー!っとお腹が押される感じがした。
イタタタタ…
陣痛か??
とも思ったが、30分ほどで引いてしまった。
夜になると、この、前駆陣痛が起きる、というのが2晩続いた。
でも、まだ本陣痛には繋がらない。
いつ生まれるかなー、、?
楽しみ半分、緊張半分
そして、その日はやってきた。
その日も、前駆陣痛が始まりそうな、お腹の張りを感じ、布団に横になって間もなく。
あれ???なんだか違和感を感じて起き上がると
びっちょり!!
勢いよく破水をしたのだ。
わー!!!破水だ!!
ビックリして、病院に電話を入れ、車で向かう。
いよいよ生まれるか!
両親も巻き込み、家族全員でドキドキ。
ところが、、
ここからが長かった…
真夜中に病院に到着。
診察してもらい、破水なので、このまま入院した日を1日目とする。
分娩までをずっと同じ部屋で過ごせる部屋に通してもらい、ワクワクドキドキ
陣痛ってどんな感じだろう!とか呑気なことを考えながら、眠れぬ夜を過ごす。
隣の部屋では、まさにいま、出産を迎えた人もいて、人の出産に感動し、涙を流し
次は自分だ!と意気込む。
朝を迎えるころ、
なんだかお腹が痛くなってきた気がする。
いよいよ陣痛だ!
主治医がやってきて、診察をしてもらい、頑張りましょうね!なんて話をしながら。
しかし
時々痛みが強くなるものの、なかなか陣痛が続かない。
痛くなっては、また引いて…
間隔が短くなっていかない。
気晴らしと、陣痛間隔を短くなるように、病院内を歩いてみたりする。
でも、私の初めての陣痛は、なかなか間隔が短くならないまま、病院について2晩目を迎えた。
陣痛がくると痛い。
頭がおかしくなりそうだった。