toitatan’s blog

根暗引きこもりアラフォーダイエッターの日常

出産秘話 第二子編

前回は、第一子を破水からのフルコース帝王切開にて無事に出産した話だったので、

その後、数年ぶりに第二子を出産した話を。

 

 

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これから出産を控えている人には、この先を読むのは…心してください。。

 

第一子同様、お腹に命が宿ったことは

割とすぐに感じていて、検査薬で試す前から妊娠を確信していた。

 

 

 

 

妊娠検査薬を試したのは、仕事に行く前に寄ったドラッグストアで購入し、

そのままドラッグストア内のトイレにて。笑

 

やっぱりー!!

 

そんな感じの第二子妊娠生活。

 

今回も、早期に切迫早産になり、早々と仕事は休職。安静生活を送る中、悪阻とギックリ腰を併発し、ほぼ寝たきり生活となった。

 

今回は妊娠悪阻で、入退院を繰り返す、という

上の子がいる中、家族の協力なしでは暮らしていけなかったレベルの日々だった。

 

マタニティライフを楽しむ人もたくさんいるなか、なんで私はこんなに酷い?!と落ち込んだりもした。

 

 

 

 

さて。そんな第二子の出産はというと…

 

 

第一子に負けず劣らずの

スペシャルだったー!!笑

 

どうやら、私は安産とか無縁らしい。

 

ちゃんと安産祈願とかしたんだけどなー。

 

 

第一子が帝王切開だったので、

予定帝王切開での出産となる。

無事に、元気に生まれてくれたらなんでもいいので、家族で休みをとり、その日を待つことに。

 

前日から入院し、当日は、午後からのオペ。

麻酔をして、赤ちゃんが生まれた。

 

さて。第一子の産声は一切記憶がないが、

第二子の産声は、ちゃんと聞いた。

生まれたのもわかった。

赤ちゃんを見せてもらい、わー❤️かわいい

なんて、言っていた。

 

 

問題はここから。

私の身体に異変が。

頭痛、寒気、吐き気に襲われて、

急に意識が朦朧とし、走馬灯のように、家族の顔が浮かんだ。

 

なんとなく、眠い気がしたが、なんだか寝たらヤバイ気がして、必死になって起きていた。

 

症状を訴えて、要観察。

しばらく処置室待機となり、産後また、家族で対面は後でになった。

 

少しして、落ち着いたので、病室に戻る。

家族と対面。

しかし、先ほど産んだばかりの我が子は、いつになってもやってこない。

おかしいな…

 

そんなとき、ドクターと看護師がやってきた。

 

あのね、まずはママから。

 

はい。

 

いま、あなたはものすごい貧血状態で、

絶対安静です。

普通、帝王切開は翌日には動いてください、ってなるんだけど、無理です。トイレもダメ。

管を入れたままにしておくからね。

なにかあったら、ナースコールしてください。

 

はい。。

 

それで、赤ちゃんなんだけど、

ちょっと呼吸をサボるみたいで。

ナースステーションで様子を見ています。

 

 

???

無事に生まれたのでは…???

 

無事に生まれたんだけど、呼吸をサボる時があるから、要経過観察とのこと。

 

おっと…

情報量が多すぎるぜ

 

家族も、ガラス越しで見たけど、抱っこはできていない、とのこと。

 

上の子からしたら、点滴につながれて寝たきりの母と、抱っこできず要観察の赤ちゃん。

ビックリしていたようだ。

 

そして、これでは終わらない。

 

赤ちゃんの呼吸は、落ち着かず、小児科医が入ることになった。

小児科医からはアプニアというもので、保育器の中で呼吸管理が必要との話をされた。

早速、夜からNICUに入院となった。

 

私はというと、産後すぐに赤ちゃんを見た以外、我が子を見ておらず、何がなんだかわからない。

あれ?私、産んだよね?

母子共に無事というのは夢?とか疑うレベル。

 

重度の貧血で、具合が悪いなか、

悪露の出が悪く、定期的に看護師さんにお腹を押され、悶絶する。

 

赤ちゃんの呼吸も心配で、泣きながら、夜中に夫に電話をして、小児科医から聞いた赤ちゃんの状態を伝えたことは数年経った今もよく覚えている。

 

 

出産から2日後、やっと少し起きられるようになってきたら、赤ちゃんの顔が見たくなり、産科小児科にお願いし、

夕方、面会に来た夫に、車椅子に乗せてもらい、NICUの赤ちゃんを見に連れて行ってもらった。

まだ自分では立てず、尿管も入ったままだったので、廊下から、NICU内の赤ちゃんの無事を確認して帰るだけ。

 

貧血でも、母乳は出るので、搾乳機を借りて搾乳し、1日に何回かNICUに運んでもらった。

振り返ってみると、すごく手のかかる経産婦だなぁ。笑

 

その日から、徐々に私の状態はよくなり、

4日目には、歩いてNICU内の赤ちゃんに会いに行った。時間が決められているので、時間に合わせて行き、おむつをかえて、ミルクをあげる。

 

赤ちゃんも、ガラス越しで見た日から、少しずつ装備が軽くなっていく様子がうかがえた。

保育器に入ったまま、温度も呼吸も管理され、

手だけしか触れなかった、産後2日目、3日目

(0日目に入院、1日目にはガラス越し)

 

4日目に行くと、保育器から出して抱っこができた。この日が初めて抱っこできた日。

 

翌日5日目には、保育器は外され、NICU内の外の世界にいるのを見た時には、感動して泣いた。

 

7日目に退院することになるのだが、順調に回復してくれて、安堵した。

だが、それまでの写真が一切ない。

 

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生後10日目の写真

 

無事でなにより。。

 

 

私も、その後、順調に回復でき、6日目に赤ちゃんより1日早く退院できた。

 

 

2人産んでみて、私は本当に妊娠、出産に向いていない、ということがわかった。

第一子のフルコースでは飽き足らず、第二子出産は、母子共に命がけだったなー。

現代の医療に感謝してもしきれない。

 

そして、私は、もう二度と妊娠も出産もしない、とこの時、誓った。

次はマジで私の命が危ない気がするからだ。

 

 

 

第二子出産後、特にこの骨盤ベルトには、かなりお世話になった。

締める、大事。

 

 

 

まさか、大活躍することになるとは思わなかった搾乳機。

 

 

2回の出産を通じて感じるのは、
妊娠中も出産も、出産直後も、本当に命がけ。

妊娠し、無事に出産する、というのは、当然なことではないこと。

 

妊娠中から出産まで、なんのトラブルもなく、

スムーズにお産できる人もいれば

意図せず難産になる人もいる。

 

私は、経膣分娩はしていないので、

その大変さも痛さもわからない。

逆に、帝王切開の出産が、みんながみんな、私のようになるとも限らない。

 

 

それでも、母子共に無事で、命あることに感謝せずにはいられない、私の第二子出産秘話でした。