ちょっと思うことがあり、20代後半のことを振り返ってみる。
20代の頃、仕事が忙しく、不規則な生活をしていたので、ぽっちゃりしていた私は、当然、食生活も破茶滅茶だった。外食三昧で、脂もの、味が濃いものを好んで食べる日々。
私生活では、20代半ばで結婚をして、忙しいながらも楽しく暮らしていた。
仕事では、責任を持つポジションを任されるようになり、楽しさ、やりがいを感じて仕事に没頭する日々だった。
夫不在で1人のときは、手軽にとれるジャンクフードで手っ取り早くお腹を満たして、肌は荒れて、休日は、疲れを癒すために、ほとんどの時間を眠るだけで終わってしまうような生活。
いま振り返ると、すべてが荒んでいた。
そして、20代後半にさしかかる頃から、頻繁に胃の不調を感じるようになった。
膨満感や胃の不快感、食べると治る、ギュー!っと胃をつままれたような感覚。
責任のある仕事は、やりがいもあれば悩みもあるわけで、こんな生活をしていたので、胃が痛くなるのは当たり前だと思い、近所の内科に受診した。
診断は胃炎。
薬を処方して様子を見ることに。
さすがに、生活を見直して、自炊を心がけ、身体に無理なく、自分ができる範囲ではあったけれど、暮らしを変えた。
それでも、胃の調子は全然良くならない。
内科を受診しては、薬をもらう。
ドクターに、検査した方がいいですか、と聞いてみたら、
若いから大丈夫だ、と言われて帰ってきたことも。
そういうものなのか、と思い、
しばらく、この胃の不調と付き合いながらの生活が続いていく。